美容医療との関わり | 駿河堂

駿河堂

医療機関での、正しい美肌ケアのすすめ
正しいスキンケアを皮膚科医と共に

美容医療とは、国家資格である医師免許を持つ専門医が、お肌の症状や希望をお聞きした上で、診断し、医療機器による施術や、医薬品の処方を行い、お肌の悩みを解決していく医療行為です。
駿河堂は、医療機関と提携し、皮膚科専門医と直接対話しながら、美容医療業界の最新情報や、施術における効果や安全性を共有しております。
特に、皮膚のエイジングケアやアンチエイジングケアにおいては、美容医療の現場に実際に立ち会ったり、駿河堂のスタッフやモニターの方々が臨床体験することで、様々な施術の効果を調査・研究しています。
このような、体制の下、安全でより効果のある施術、医薬品や化粧品を、美肌ケアを望まれる方々に提案させていただいております。

近年、国単位で紫外線予防などが推奨されていますが、現在、40代以上の方々は、子供時代、学校において「日焼け」した健康的な小麦色の肌が推奨されていた記憶があると思います。
すでに、1980年代には、皮膚科医学会では、紫外線による「光老化」がわかっており、皮膚科の医師はUVケアを推奨していました。医学界では当たり前の正しい知識は、一般にはほとんど知らされていなかったという状況がうかがえます。
当時10~20代の、紫外線を燦々とあびた世代は、その10~20年後のシミやシワの要因をたっぷり蓄積していたことになります。化粧品による「美白ブーム」が起こったのもちょうど小麦色世代が、肌の変化に焦り始めた頃です。
流行(ブーム)というのは、ある程度予測されているもの、あるいは計算され仕掛けられているものと考えられます。それは経済優先社会の常といってよいかもしれません。流行にとらわれずに、お肌の健康をいつまでも保つには、皮膚の構造・メカニズムを熟知した皮膚の専門医との連携が欠かせません。
正しい皮膚の知識や情報を得ることで、無駄なコストを抑えて、安全で的確に肌の健康と美を保つことができるのです。

「急がばまわれ」、美肌ケアにチャレンジする第一歩は、まずは皮膚科専門医のいる医療機関を受診することから始めてはいかがでしょうか。

皮膚科での美容相談のメリット
お肌の悩みは、美容皮膚科にご相談ください

多くの方が「何か症状が出てから」病院やクリニックを受診される方が多いと思います。今や病院やクリニックは「病気だから(症状が出たから)行く」ところだけではなく、「病気を予防するために行く」ところでもあるのです。

例えば、患者さんからよくある質問の中に、「いろんな日焼け止めを試したけれど、どれもあわない。何かいい日焼け止めはありませんか?」というものがあります。
既に、コストがかさみ、商品が無駄になり、皮膚が痛んでいる状態です。
ほとんどの皮膚科では、治療過程の方も使用できるような、極力刺激とかぶれる成分を排除したノンケミカル処方の日焼け止めをおいています。
無料の試供品もあるはずですので、一度、受診されてはいかがでしょうか。
また、受診時に、日焼け止めのことのみならず、洗顔料や化粧品について、日頃の疑問や肌トラブルなどについて質問することで、肌ケアの正しい知識を得ることもできます。

クリニックならではの美肌施術実例

皮膚科などの医療機関において、実際にはどのような美容施術が行われ、どれぐらい効果をあげているのでしょうか。
駿河堂では、美肌施術において実際に立ちあった、または体験した施術に限定して情報を提供しております。ここ5年間において調査しておりますのが、「ケミカルピーリング」と「ビタミンCイオン導入」の2つの施術です。

ピーリング

フルーツ酸などの製剤を肌に塗布することで、古い角質を取り除き、皮膚の新陳代謝を活発にして肌状態を整える。加えて、メラニンの産生を抑え、エラスチンの生成を促進する。

ビタミンCイオン導入

イオン導入器を使って、肌の奥深くまでビタミンCを浸透させる。浸透性は塗布に比べて数十倍と格段に優れ、メラニン産生や、活性酸素を抑え、コラーゲンやエラスチンの産生を促進する。*ピーリングとの併用で、相乗効果が得られる。

この2つの施術は、元々はニキビ治療として行われていましたが、今では、シミ、くすみ、ニキビ跡の治療、毛穴の引き締め、肌のアンチエイジングのケアなどにおいても行われています。また、ピーリング後はビタミンCの浸透が特によくなるため、ピーリングとビタミンC導入は併用される場合がほとんどです。
気になる効果のほどは、ニキビの改善においては、目に見えて早いと感じます。2~3週間に1回の施術と、ディフェリン軟膏の塗布やピタミンCの内服によるホームケアにより、1か月弱~2か月程度での改善。シミは、大きさや濃さにもよりますが、定期的な施術(例:月1回の施術)と、ハイドロキノン軟膏やビタミンCの塗布や内服などによるホームケアで、3か月から半年くらいで効果がみられます。

シワ(特に小ジワ)は、肌の「張り」を取り戻すことで改善が期待できます。 施術により、コラーゲンやエラスチンなどの肌の張りやうるおいを保つ成分の産生を促します。特に顕著な効果の表れとしましては、施術直後に、肌のふっくら感とみずみずしさを実感できることです。また、施術経験のある方々の共通の感想でもありますが、 施術後の翌朝に、肌の張りとしっとり感をかなり実感できるとのことです。
また、このピーリングとビタミンCイオン導入の施術は、最初は集中的に、2~3週間に1回のペースで5回をワンクールとして行うのが適当とされています。

その間、ホームケアにも最適な軟膏や化粧品を処方してもらえるので、短期間に集中的にケアすることで、より効果を上げられます。